水泳ぎ
みずおよぎ
名詞
標準
文例 · 用例
みなさんは朝から水泳ぎもできたし、林の中で鷹にも負けないくらい高く叫んだり、またにいさんの草刈りについて上の野原へ行ったりしたでしょう。
— 宮沢賢治 『風の又三郎』 青空文庫
嘉助が、「又三郎、水泳ぎに行がないが。
— 宮沢賢治 『風の又三郎』 青空文庫
朝から水泳ぎもできたし林の中で鷹にも負けないくらい高く叫んだりまた兄さんの草刈りについて行ったりした。
— 宮沢賢治 『風野又三郎』 青空文庫
自轉車乘りや水泳ぎなど、一度覺え込むと何年顧みずにおいても忘れることがないのと同じやうに、十年ぶりで稻扱機のペダルを踏んでも、駿介の神經や感覺がその作業に對應し、調子が出て來るのに、さほど長い時間はかからなかつた。
— 島木健作 『生活の探求』 青空文庫
夏になれば水泳ぎもたつしやで、冬になれば今のやうにスキーなどはない、つまご(雪沓)をはいて雪山をよぢる、からだのすぐれてよかつた私が、どうして今のやうになつたかとおもへばふしぎである。
— 島木健作 『忘れえぬ風景』 青空文庫
「そなた水泳ぎはご堪能でござらぬか」「ござりましたら、いかがなされまするか」「そなたのいとしい杉弥どののお難儀を救ってしんぜるが、おできにござるか」「できますでござります、できますでござります。
— 村正騒動 『右門捕物帖』 青空文庫
すると患者は首を傾け、その白い両手を徐々に上げ、軽く水泳ぎをするときのような動作をして頬から眼の方へ持って行きましたが、その時、世にも恐しい悲鳴をあげました。
— 小酒井不木 『痴人の復讐』 青空文庫
君は僕を、蛙が水泳ぎをするように手足をつんのめらせて、苦しみ悶えさせて殺そうとしたのだ。
— 小酒井不木 『卑怯な毒殺』 青空文庫