気にもしない
きにもしない
表現形容詞
標準
not care
文例 · 用例
一人やなんぞ、気にもしないで、父子は澄まして、衆の我に対する表敬の動揺を待って、傲然としていた。
— ――(前題――楊弓) 『ピストルの使い方』 青空文庫
一旦家へ帰ってから出直してもよし、直ぐに出掛けても怪しゅうはあらず、またと……誰か誘おうかなどと、不了簡を廻らしながら、いつも乗って帰る処は忘れないで、件の三丁目に彳みつつ、時々、一粒ぐらいぼつりと落ちるのを、洋傘の用意もないに、気にもしないで、来るものは拒まず……去るものは追わずの気構え。
— 泉鏡花 『妖術』 青空文庫
話声がするの、跫音が聞えるのって――大方女中なんかを徒に威すんだろうと思って、気にもしないでいましたけれども、今のお話の様子だと、何だか、どうとも言えませんわ。
— 泉鏡花 『沼夫人』 青空文庫
」 おくみはおかみさんの手紙の事はそれきり気にもしないで、さういふ話をしかけたけれど、何だかそんな事でなくて、何か言ひたい事があるやうな気がする。
— 鈴木三重吉 『桑の実』 青空文庫
」 岡は一向気にもしないで、土を練りあげると襤褸布で幾重にも包んである制作台の壜型を解きはじめた。
— 牧野信一 『心象風景(続篇)』 青空文庫
笹村はそのまま病院へ行こうともしないでいる妻の無精を時々笑ったが、お銀はさほど気にもしないらしかった。
— 徳田秋声 『黴』 青空文庫
この群では、識らない純一の来たのを、気にもしない様子で、会話を続けている。
— 森鴎外 『青年』 青空文庫
年をとつた死は蛙のあゆみののろいのを気にもしないで、ふはふはとのつかつてゐる。
— 大手拓次 『藍色の蟇』 青空文庫
作例 · 標準
彼は周りの喧騒など気にもせず、公園のベンチに座って一心不乱にスケッチブックを埋めていた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
「少しくらい服が泥で汚れたって気にもしないわ。今はとにかくこの砂の城を完成させたいの!」
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
提出期限が一日過ぎていることを気にもしない風で、彼はのんびりと窓口にやってきた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
「あいつ、あんなに酷いことを言われて気にもしないのかな?」「ああ見えて案外図太いからな」
幻辭AI · gemini-3-flash-preview