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ついと

ついと
副詞
1
標準
suddenly
文例 · 用例
膚の細い、黄い石や、黒い石の上を辷ると、思いなしか、沈んだ、冴えた声をして、ついと通る。
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
鶺鴒が、もの忘れから気が注いたといった風に、石の上から、ついと飛ぶ。
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
土用が明けてまだ間もない秋の朝日はきらきらと大溝の水に映って、大きい麦藁とんぼが半七の鼻さきを掠めて低い練塀のなかへ流れるようについと飛び込んだ。
お化け師匠 半七捕物帳 青空文庫
「こいつだけは、いくら共産党狩りをやったって、どこまでもだにのように喰いついとるという話だな。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
)剣は、切れるように、刃がついとんだ。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
」「いや/\、そこで、この際、皆が一ツにかたく結びついとくことが必要なんだ。
黒島傳治 土鼠と落盤 青空文庫
くろへ腰掛けてこぼこぼはっていく温い水へ足を入れていてついとろっとしたらなんだかぼくが稲になったような気がした。
宮沢賢治 或る農学生の日誌 青空文庫
日光の棒もそのけむりのために青く見え、またそのけむりはいろいろなかたちになってついついとその光の棒の中を通って行くのでした。
宮沢賢治 ひかりの素足 青空文庫
作例 · 標準
ドアの向こうに、誰かがついと現れた。
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猫がテーブルの上の魚に、ついと飛びついた。
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彼女は驚いて、ついと顔を背けた。
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ついと(ついと) — 幻辞.com