然もあらばあれ
さもあらばあれ
表現
標準
be that the case, do so
文例 · 用例
さもあらばあれ、御三人、ちかごろの寒さにつけても、おからだお大切のこと、第一におねがひいたします。
— 太宰治 『人物に就いて』 青空文庫
さもあらばあれ、この山の強さは、依然我胸を圧す。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
さもあらばあれ、われこの翁を懐う時は遠き笛の音ききて故郷恋うる旅人の情、動きつ、または想高き詩の一節読み了わりて限りなき大空を仰ぐがごとき心地す」と。
— 国木田独歩 『源おじ』 青空文庫
窒素工場の火の映えは、 層雲列を赤く焦き、鈍き砂丘のかなたには、 海わりわりとうち顫ふ、さもあらばあれ啜りても、 なほ啜り得ん黄銅の月のあかりのそのゆゑに、 こたびは牛は角をもて、柵を叩きてたはむるゝ。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 一百篇』 青空文庫
……さもあらばあれ……。
— 夢野久作 『けむりを吐かぬ煙突』 青空文庫
さもあらばあれ、苦しい思ひばかりはせぬ。
— 泉鏡太郎 『麻を刈る』 青空文庫
」 さもあらばあれ、極樂の蓮の香よりたのもしい、松檜の香のぷんとする河岸の木小屋に氣丈夫に成つた、と思ふと、つい目の前の、軒先に、眞つかな旗がさつとなびく。
— 泉鏡太郎 『深川淺景』 青空文庫
それが結局崖邸の親子に利用されることになるのか――さもあらばあれ、それが到底自分にとって思い切れ無い真佐子の喜びともなれば、その喜びが真佐子と自分を共通に繋ぐ……。
— 岡本かの子 『金魚撩乱』 青空文庫
作例 · 標準
彼は疲れているように見えたので、「遅くまで働いたのだろう。然もあらん」と推測した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
状況を考えると、彼が怒っている可能性が高い。然もあらん。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
彼女はそれをはっきりとは言わなかったが、声の調子から落胆していることがうかがえた。然もあらん。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite