狙い撃つ
ねらいうつ
動詞
標準
文例 · 用例
それが出来るなら、空襲警報も間に合わないほどの急襲をやることが出来、殊に雨夜の空襲をかけると、敵の防空隊の照空灯も届かず、聴音機も間に合わず、従って高射砲で狙い撃つ方法もなく、大いに戦果をあげることが出来ようと思う。
— 海野十三 『成層圏飛行と私のメモ』 青空文庫
この窓へ踏台でもして――いや縄|梯子の方が便利だ、兎に角、そんなものを掛けて上半身を出せば、三角戸棚から拳銃も取れるし、狙い撃つことも簡単だ。
— 野村胡堂 『音波の殺人』 青空文庫
そのうちに、四方から囲んだ狼の壁は、五寸ずつ一尺ずつ輪を狭めて、一番先に立った灰色の親狼は、お鳥の目の先から三間ばかり、火のような眼をキラと光らせて、物を狙い撃つ恰好に、カッと赤い口を開きました。
— 野村胡堂 『裸身の女仙』 青空文庫