矜恤
矜恤
名詞
標準
文例 · 用例
矜恤ある者は福なり、其故如何?
— 来世を背景として読むべし 『聖書の読方』 青空文庫
其人は矜恤を得べければ也、何時?
— 来世を背景として読むべし 『聖書の読方』 青空文庫
第二十一講 ヨブの終末第四十二章七節以下の研究◯ヤコブ書第五章十一節に曰く「汝らかつてヨブの忍びを聞けり、主いかに彼に行し給いしかその終末を見よ、すなわち主は慈悲深くかつ矜恤ある者なり」と、まことにその通りである。
— 内村鑑三 『ヨブ記講演』 青空文庫
神の威力、智慧、矜恤、愛憐は我胸に徹したり。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
此の如く因果の鐺を手繰りもて行くに、われは神の最大の矜恤、最大の愛憐を消受せしこと疑ふべからず。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
そうして、お父様と、お母様に懐かれて、人間の世界へ帰る、喜びの時が来ると同時に、死んで行かねばならぬ、不倖な私たちの運命を、お矜恤下さいませ。
— 夢野久作 『瓶詰地獄』 青空文庫
「貧しき者は福なり」「哀む者は福なり」「柔和なる者は福なり」「矜恤する者は福なり」「平和を求むる者は福なり」「不思議だなあ」と私は云った。
— 国枝史郎 『銀三十枚』 青空文庫