銕炮
銕炮
名詞
標準
文例 · 用例
その道具は柄の長さ四尺斗りの手槍、或は山刀を薙刀のごとくに作りたるもの、銕炮山刀|斧の類也。
— 鈴木牧之編撰 『北越雪譜』 青空文庫
余答ていふ、銕炮を以てするは論なし、香餌を以てするは、かれ人の欺くを知れども慾を捨て慎む事あたはず、それとは知りながらこれを喰ひて反て人をあざむかんとして捕へらるゝならんか。
— 鈴木牧之編撰 『北越雪譜』 青空文庫
雁は不時にはきたらず、くべき時あり、しもにいふべし雁を見ればかの穴より銕炮の銃口をいだしてうつ也、かくするを里言にゆきんだうといふ、雪ン堂也。
— 鈴木牧之編撰 『北越雪譜』 青空文庫
三国嶺より北へつゞく二居の人たふげあるところ也の鹿おひしたるをきゝしに、いざ鹿おひにゆかんとてかたらひあはせ、おの/\雪を漕ぐべきふかき雪をゆくを里ことばにこぐといふほどに、身をかため山刀をさし、銕炮手鎗又|棒など持て山に入り、かの足跡をたづねあとに随へばかならず鹿を見る。
— 鈴木牧之編撰 『北越雪譜』 青空文庫