神の命
かみのみこと
表現名詞
標準
god
文例 · 用例
エデンの園の蛇でさえ彼等の眼には、勝手に神の命令にそむいたアダムやエバより悪くはなかったのだ。
— 太宰治 『誰』 青空文庫
」 黙って袖口を、なぞえに出した手に、はっと、女神の命に従う状に、赤熊は黙ってその刀を渡した。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
前夜就眠の時に當つて、明朝五時に於て覺めて、而して獵に赴かんと思ひ、或は六時に覺めて直に文を草せんと思ひて、そして五時或は六時に起き出づることも本より少くは無いが、然樣いふ精神の命令有るにあらずして、而もおのづからにして寤むることも亦少く無い。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
雉名鳴女、天神の命を奉じ視に往しを天若日子射殺し、其矢天の安河の河原に達す。
— 南方熊楠 『詛言に就て』 青空文庫
前夜就眠の時に当たって、明朝五時に覚めてそして猟に行こうと思い、或いは六時に覚めて直ちに文を書こうと思って、そして五時或いは六時に起き出すことも元より少なくはないが、そういう精神の命令が無くて自然と覚めることもまた少なくない。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
濠州メルボルン辺に棲むと伝えた巨蛇ミンジは、プンジェル神の命のままに、疱瘡と黒疫もて悪人を殺すに能く、最高き樹に登り尾もて懸け下り、身を延ばして大森林を踰え、どの地をも襲う。
— 田原藤太竜宮入りの話 『十二支考』 青空文庫
彼等は神の命に依つて楽を奏でてゐる姿で、息さへ凝り固つてゐるかのやうだつた。
— 牧野信一 『円卓子での話』 青空文庫
世謡ということは「国家の大事件を謡う」の意で、予言者と詩人とを兼ねた社会の先覚者が神の命を承けて詩歌の形でこれを民衆に告げることであります。
— 伊波普猷 『ユタの歴史的研究』 青空文庫
作例 · 標準
八百万の神の命が宿る、自然豊かな土地を守りたい。
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祝詞をあげ、神の命に感謝と祈りを捧げた。
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この地方には、特定の神の命を祀る小さな社が多い。
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