織り上げる
おりあげる
動詞-一段動詞-他動詞
標準
to weave up into fabric
文例 · 用例
自分が材料を作り、自分が意匠をこらして、自分の手で織り上げる、それはどんなに美しい価値のある仕事でありましやうか。
— 石川三四郎 『農民自治の理論と実際』 青空文庫
そこで現実から物語を織り上げるんだよ。
— 時代を超えた童話 『夕映えのむこうの国』 青空文庫
真実の糸を状況に合わせて都合良く織り上げるのだ。
— H・ビーム・パイパー H. Beam Piper 『最愛の君』 青空文庫
これも酸漿とマハツブとは、姉と妹か友だちかであったようだが、二人が日を切ってめいめいの着物を織り上げることになった時に、酸漿はどんなでもよいからと大いそぎで仕上げたゆえに、今でもあの通りがさがさとした目の荒い着物だが、ともかく全身をつつむことができた。
— 柳田国男 『母の手毬歌』 青空文庫
藻の間を掬った叉手を、父が丘へほおりあげると、私は網の中から小蝦を拾った。
— 佐藤垢石 『父の俤』 青空文庫