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拵え

こしらえ
名詞頻度ランク #24133 · 青空 333
1
標準
make
文例 · 用例
嘉代吉と人夫が荷を卸して、油紙で庇を拵えてくれるのを、待ち兼ねて、石の中へ潜って寝た、雨はざんざ降りになって、庇から岩を伝わっては、ポタポタ雫が落ちる、防水布の外套に包まれて、ココアを一杯興奮剤に飲んだまま、飯も喰わずにたわいもなく痲痺したようになって寝た。
小島烏水 谷より峰へ峰より谷へ 青空文庫
両方の手で拳を固く拵えて、彼の部厚な胸を殴った。
葉山嘉樹 生爪を剥ぐ 青空文庫
秋山は子供を六人拵えて、小林は三人拵えて、秋山は稍ずるく、小林は掘り出した切り株の如く「飛んでもねえ世の中」を渡っていた。
葉山嘉樹 坑夫の子 青空文庫
女は笑いながら、しかし拵えたものでなく、自然に、このことをおかしみ笑える自分を、男に見せられなかったのを残念に思った。
岡本かの子 富士 青空文庫
こう心を定めてから、気持はだいぶ楽になりました」 だから一時|拵えた四郎の位牌も何もかも捨ててしまって、折につけ四郎の消息を探ることにしていると、お蘭老女は語った。
岡本かの子 みちのく 青空文庫
刻々、そう思いながら、その気持ちに自分で自分に言いわけを拵えて、ずるずる現状のままを持ち続けています。
岡本かの子 鯉魚 青空文庫
彼は寝具だけは身分不相応のものを作っていて、羽根蒲団など、自分で鳥屋から羽根を買って来て器用に拵えていた。
岡本かの子 老妓抄 青空文庫
彼女は茶の間の四畳半と工房が座敷の中に仕切って拵えてある十二畳の客座敷との襖を開けると、そこの敷居の上に立った。
岡本かの子 老妓抄 青空文庫
作例 · 標準
この日本刀は、鋭い刀身だけでなく鞘や鍔の拵えも実に見事な出来栄えだ。
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祭りのために新調した着物の拵えを確認し、鏡の前でゆっくりと背筋を伸ばした。
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朝早くからお弁当の拵えを終えて、ようやく一息つくことができた。
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