スイートピー
スイートピー異読 スイート・ピー
名詞
標準
sweet pea (Lathyrus odoratus)
文例 · 用例
ルビーと紫水晶のかけらのスイートピー。
— 岡本かの子 『五月の朝の花』 青空文庫
種痘人の椅子をすべりし羽織かな 静廼スイートピー蔓のばしたる置時計 かな女等、椅子置時計の如き家具から草花、降誕祭、避暑の如き年中行事、種痘の如き、いずれも文化生活の背景をもった近代写生であるところに力強さがある。
— 杉田久女 『大正女流俳句の近代的特色』 青空文庫
いないな短艇浮かび、処女乗り、少年笛ふけど、霧ふかければ、見えざるなりき貴族の家に温室ありきアラセイト――蘭アマリリスレザ白鳥花フリジヤシネンセス蟹手草キクスイートピー霧の中の温室温室の中の花花の中の茶卓茶卓に添える籐椅子籐椅子によれる貴族貴族により添える胸乳房唇しかれども霧!
— 国枝史郎 『さまよう町のさまよう家のさまよう人々』 青空文庫
ノートをくって居ると、あのスイートピーのことを思い出し、それときめる。
— 一九二三年(大正十二年) 『日記』 青空文庫
短篇、あのスイートピーのことを書こうかときめる。
— 一九二四年(大正十三年) 『日記』 青空文庫
今さっき、知合の家へあそびに行き、その庭に一ぱいあふれるように咲いていたスイートピーをすきなだけきらせてもらい、その帰りである。
— 久坂葉子 『四年のあいだのこと』 青空文庫
その両側には金魚草、トップ草、又スイートピーなどたくさんむらがり咲いている。
— 久坂葉子 『四年のあいだのこと』 青空文庫
「さよなら、明雄さん」 ぐったりしおれてしまったスイートピーの束は、その妖しい香りを未だ発散させていた。
— 久坂葉子 『四年のあいだのこと』 青空文庫
作例 · 標準
卒業式のシーズンになると、花屋の店先には色とりどりのスイートピーが並び始める。
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彼女は「門出」という花言葉を持つスイートピーを、留学する友人に贈った。
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春の柔らかな日差しを浴びて、庭のスイートピーが甘い香りを漂わせている。
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