抹国
抹国
名詞
標準
文例 · 用例
「それから、あのダン――丁抹国旗が悲しい半旗となったということが、あのダンネベルグが私に何の関係がございますの。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
それから、続いてダンネベルグ夫人の名を、丁抹国旗(Danebrog)と云い損ったのだが、それには明らさまに、武具室の全貌が現われているのだ。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
つまり、その際の混淆された印象が丁抹国旗という、相似した失語になって現われたのだよ。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
グルンドトリッグの国民高等学校・リングビイ農業学校・丁抹国立農民博物館・SETO。
— 白夜幻想曲 『踊る地平線』 青空文庫
千八百八十五年|丁抹国の美術家 Madsen なる人 Japansk Malerkunst(『日本絵画論』)と題する小冊子を著しぬ。
— 永井荷風 『江戸芸術論』 青空文庫
世継公爵はまだごく若い人であったが、ともかく丁抹国内でドラーゲ公といえば、誰知らぬものない大貴族であり、大富豪でもあった。
— 橘外男 『グリュックスブルグ王室異聞』 青空文庫
これも丁抹国内で、一、二といわれる大富豪のノルディスク汽車製造会社長のグルネ・ビョルゲ氏邸で、昨年十月初め結婚十周年の錫婚式記念夜会が催された時であった。
— 橘外男 『グリュックスブルグ王室異聞』 青空文庫