海舶
かいはく
名詞
標準
文例 · 用例
ヤネワを経て、カナアリヤに至り、ここでまたフランスヤの海舶一隻ずつに乗りかえ、とうとうロクソンに着いた。
— 太宰治 『地球図』 青空文庫
本澪は水深くして大船海舶の来り泊するもの甚だ多し。
— 幸田露伴 『水の東京』 青空文庫
蒲壽庚の勢力に依頼する必要から、彼を福建廣東招撫使に進め、兼ねてこの方面の海舶を統領せしめた。
— 桑原隲藏 『蒲壽庚の事蹟』 青空文庫
然るに海上通商のことを管理して、海事に關する智識も邃く、且つ自身に多數の海舶を自由にすることの出來る蒲壽庚が元に降つて、その東南征伐に助力したことは、元にとつては莫大の利益で、同時に宋にとつては無上の打撃であつた。
— 桑原隲藏 『蒲壽庚の事蹟』 青空文庫
殊に海路の交通となると一層盛大で、當時いはゆる南海舶又は昆崙舶に搭乘して、遠くペルシア灣より嶺南に來た。
— 桑原隲藏 『創建清眞寺碑』 青空文庫