宮様
みやさま
名詞
標準
prince
文例 · 用例
そうして、ふだんから信仰する観音様や水天宮様を口のうちで一心に念じていた。
— 奥女中 『半七捕物帳』 青空文庫
さあ、この橋が宇治橋と申しまして、内宮様へ入口でござりまする。
— 泉鏡花 『伊勢之巻』 青空文庫
それでもね、あの、お宮様へ行かない前に、他所の人に見せるのは口惜しいんですから、私、貴下にお目にかけるわ。
— 泉鏡花 『わか紫』 青空文庫
……この度の参宮には、都合あって五二館と云うのへ泊ったが、内宮様へ参る途中、古市の旅籠屋、藤屋の前を通った時は、前度いかい世話になった気で、薄暗いまで奥深いあの店頭に、真鍮の獅噛火鉢がぴかぴかとあるのを見て、略儀ながら、車の上から、帽子を脱いでお辞儀をして来た。
— 泉鏡花 『歌行燈』 青空文庫
若い、品のいい宮様のように鼻筋のとおった人形……それが心持ち眼を伏せて、両手を拝み合わせたままスーッと辷って行った。
— 夢野久作 『怪夢』 青空文庫
後で女中さんから聞いた事だが、宮様のお宿をした事もあるという。
— 太宰治 『佐渡』 青空文庫
秩父の宮様が弘前の八師団に御勤務あそばされていらつしやつた折に、かしこくも、この農場にひとかたならず御助勢下されたとか、講堂もその御蔭で、地方稀に見る荘厳の建物になつて、その他、作業場あり、家畜小屋あり、肥料蓄積所、寄宿舎、私は、ただ、眼を丸くして驚くばかりであつた。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
農場の入口に、大きい石碑が立つてゐて、それには、昭和十年八月、朝香宮様の御成、同年九月、高松宮様の御成、同年十月、秩父宮様ならびに同妃宮様の御成、昭和十三年八月に秩父宮様ふたたび御成、といふ幾重もの光栄を謹んで記してゐるのである。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
作例 · 標準
宮様が市民の前に姿を現すと、大きな歓声が上がった。
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園遊会で宮様から直接お言葉をいただく機会があった。
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宮様の御成婚のニュースは、全国民から祝福された。
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