ちょびちょび
ちょびちょび
副詞
標準
文例 · 用例
ちょびちょびでは身につかないし、読む吸収力が加速度に加わらないから、それは気をつけて居ります。
— 一九三八年(昭和十三年) 『獄中への手紙』 青空文庫
頭髪もほとんど抜け散って、後頭部にちょっとと、左右の側に毛虫でも這っている恰好でちょびちょびと生えているだけで、男なのか女なのか、なかなかに判断が困難だった。
— 北條民雄 『いのちの初夜』 青空文庫
この婆さん真実の身内というものがない、その関係もあったろうが、元来が上方者の吝嗇家だったから、御殿奉公中からちょびちょび小金を溜めて大分持っていたそうだ、しかしもう齢が齢なので屋敷も暇を貰って自分は此処へ一軒|新らしく家を建てたが、何分にも老先の短かい身に頼り少いのが心細く、養子を貰ったそうだ。
— 沼田一雅 『暗夜の白髪』 青空文庫