盲蜘蛛
めくらぐも
名詞
標準
harvestman
文例 · 用例
なにをしているのかと蝋燭あかりを寄せて見ると、両手の中になかば死にかけた囮の大きな盲蜘蛛をかかえこみ、その匂いを慕ってあつまって来る小蜘蛛を片っぱしからパクッパクッと嚥みこんでいるのだった。
— 蠑※ 『顎十郎捕物帳』 青空文庫
その頃、例の奥まった所にある石神の拝殿に腰かけていた一つの人影が、名月や池をめぐりて夜もすがら――そんなふうに、ふところ手をして、秋草の間をあるいていたかと思うと、いつか、千蛾の部屋の窓明りをぬすんで、その雨落ちの下に、盲蜘蛛のようにかがみ込んでいました。
— 吉川英治 『江戸三国志』 青空文庫
――がしかし、その一室をうかがっていた者は、ひとり、窓の外の盲蜘蛛の如き人影ばかりではありません。
— 吉川英治 『江戸三国志』 青空文庫
作例 · 標準
夜の森で、光を嫌う盲蜘蛛がそっと地面を這っていた。
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庭の石の下から、長い脚を持つ盲蜘蛛が姿を現した。
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盲蜘蛛はクモの仲間だが、巣を作らず徘徊して獲物を捕らえる。
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