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数日

すうじつ
名詞
1
標準
few days
文例 · 用例
桜の花が返り咲きをした日から、数日を経てまもなくヘルンは死んでしまった。
室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 小泉八雲の家庭生活 青空文庫
数日後、大隅忠太郎君は折鞄一つかかえて、三鷹の私の陋屋の玄関に、のっそりと現われた。
太宰治 佳日 青空文庫
今年の秋祭はわが帰省中にとの両親の考えで少し繰り上げて八月某日にする事ときめてあったが、数日来のしけで御供物肴がないため三日延びた。
寺田寅彦 青空文庫
その処方通りにしたら数日にしてこの厄介な奇病もけろりと全快した、というのである。
寺田寅彦 追憶の医師達 青空文庫
無論その間ぎわの数日の気温の高低はかなりの影響をもつには相違ないが、それにしてもこの現象を決定する因子はその瞬間の気象要素のみではなくて、遠くさかのぼれば長い冬の間から初春へかけて、一見活動の中止しているように見える植物の内部に行なわれていた変化の積算したものが発現するものと考えられる。
寺田寅彦 春六題 青空文庫
私たちは三本槍を、片ッ端から、登っては降りして、数日前に来たことのある御幣岳の一角と行き合った、嘉門次すら、この三本槍を縦走したのは、この年になるまで、きょうが始めてだと言っていた、岩石の連嶺は、ここで槍ヶ岳から、蒲田谷を包み、焼岳を回ぐって、びったりと素の位置で、繋ぎ合われた。
小島烏水 谷より峰へ峰より谷へ 青空文庫
衰えた身体を九十度の暑さに持て余したのはつい数日前の事のように思われたのに、もう血液の不充分な手足の末端は、障子や火鉢くらいで防ぎ切れない寒さに凍えるような冬が来た。
寺田寅彦 厄年と etc. 青空文庫
かつて敏子が松葉がれいが好きだといっていたのを村上がふと思い出して返礼かたがた松葉がれいを敏子に贈ったのは数日前のことである。
九鬼周造 かれいの贈物 青空文庫
作例 · 標準
素謡の澄んだ声が、静寂な稽古場に響き渡った。
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素謡は、囃子(はやし)や舞がない、歌唱のみの能の形式だ。
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彼の素謡は、感情がこもっていて、聴く者の心を打つ。
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