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絹縮

きぬちぢみ
名詞
1
標準
silk crepe
文例 · 用例
余り人間離れがしますから、浅葱の麻の葉絞りで絹縮らしい扱帯は、平にあやまりましたが、寝衣に着換えろ、とあるから、思切って素裸になって引掛けたんです。
泉鏡花 星女郎 青空文庫
白く千鳥を飛ばした緋の絹縮みの脊負上げ。
泉鏡花 式部小路 青空文庫
それには絹縮の様に、竪に溝の入つた青い笠が掛けてあつた。
夏目漱石 それから 青空文庫
断裂の生地は仔細にこれをしらべると凡そ綾織、絹縮ふうの羅、平織、文羅などであって、このうち紫綾、絹縮ふうの羅の部分が最も多く、色めは濃淡多少の差はあるけれども紫地が大部をしめている。
矢田津世子 ※女抄録 青空文庫
この絹縮ふうの羅について、先生は種々の方面から考証されていられたが、当時これが台ぎれに使用されたというよりは後世になって大破を修補したおり用いた生地だとみていられる。
矢田津世子 ※女抄録 青空文庫
私がもっている古裂れに、中巾の絹縮みに唐人が体操をしている図柄の更紗がある。
長谷川時雨 最初の外国保険詐欺 青空文庫
例の写真ではとても十九とは思われぬが、本人を見れば年相応に大人びている、色は少し黒いが、ほかには点の打ちどころもない縹致で、オットリと上品な、どこまでも内端におとなしやかな娘で、新銘撰の着物にメリンス友禅の帯、羽織だけは着更えて絹縮の小紋の置形、束髪に結って、薄く目立たぬほどに白粉をしている。
小栗風葉 深川女房 青空文庫
緋の絹縮の腰|紐はなめらかに、するすると、すぐと結ばれるのを彼女はよく知っていたものと見える。
長谷川時雨 松井須磨子 青空文庫
作例 · 標準
「この絹縮、肌に張り付かなくて涼しいのよ」猛暑日の茶会に、叔母は涼しげな顔で現れた。
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伝統の技で織り上げられた絹縮の反物は、光を乱反射して真珠のような光沢を放っている。
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湿度の高い日本の夏には、さらりとした質感の絹縮が最も贅沢な部屋着となる。
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