重水
じゅうすい
名詞
標準
heavy water
文例 · 用例
今朝咲きし一重水仙、いつの日か挿しし寒菊。
— 北原白秋 『観相の秋』 青空文庫
学士院の方は重水(2)で墨を磨った時の性質を調べられたものである。
— 中谷宇吉郎 『墨流しの物理的研究』 青空文庫
その水を重水という。
— 中谷宇吉郎 『墨流しの物理的研究』 青空文庫
われわれが日常用いる水にも、重水がごく微量含まれている。
— 中谷宇吉郎 『墨流しの物理的研究』 青空文庫
重水素の発見者で原子爆弾製作の有力な協力者アメリカのユレイは、これに似て居るが多少異る意見を提議して居る。
— 仁科芳雄 『原子力の管理』 青空文庫
この化石の年代を調べるために、トリチニウム(三重水素)の分析をするといっていたが、何か結果が出たら、きっとおもしろいことになるであろう。
— 中谷宇吉郎 『白い月の世界』 青空文庫
また他に第37図のような硝子製の装置を作り、特に純粋にした水あるいは重水で霜を作って見る場合にはこれを使うことにした。
— 中谷宇吉郎 『雪』 青空文庫
前に挙げた重水による実験の結果はここには煩を避けて記さぬこととするが、重水の霜もまた後に作って見た重水の雪も、普通の水の霜や雪と本質的には差のないことが分った。
— 中谷宇吉郎 『雪』 青空文庫
作例 · 標準
原子炉の減速材として使用される重水は、通常の水よりも密度がわずかに高い。
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実験室では、精製された重水を用いて化学反応の速度を測定している。
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科学者たちは、海水中から効率よく重水を取り出す新しい方法を研究している。
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ウィキペディア
重水(じゅうすい、英語: heavy water)とは、質量数の大きい同位体の水分子を多く含み、通常の水より比重の大きい水のことである。重水に対して通常の水 (1H216O) を軽水と呼ぶ。重水素と軽水素は電子状態が同じであるため、重水と軽水の化学的性質は似通っている。しかし質量が異なるので、物理的性質は異なる。
出典: 重水 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0