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鬼刑事

おにけいじ
名詞
1
標準
crack detective
文例 · 用例
近くのビルの明滅するネオンサインの赤い光を受けて、堀木の顔は、鬼刑事の如く威厳ありげに見えました。
太宰治 人間失格 青空文庫
鬼刑事の名に恥じなければならぬ。
江戸川乱歩 吸血鬼 青空文庫
「あれです」 恒川氏も立って、ドアの所まで来たが、一目書斎をのぞき込むと、流石の鬼刑事も、度胆を抜かれて「アッ」と立ちすくんでしまった。
江戸川乱歩 吸血鬼 青空文庫
こんな所に古井戸のあることを気づかず、その中に何があるかも、まるで知らなかったというのは、鬼刑事の名に対しても、取り返しのつかぬ大失態ではないかしら」 と思うと、もうじっとしてはいられぬ。
江戸川乱歩 吸血鬼 青空文庫
波越氏は読者も知る、警視庁刑事部名うての鬼刑事だ。
江戸川乱歩 魔術師 青空文庫
流石戦場往来の古つわもの波越鬼刑事も、嘗つてこの様な幻妙不可思議な事件に出くわしたことがなかった。
江戸川乱歩 魔術師 青空文庫
波越警部は、犯人の傍若無人なやり口に、重ね重ねの大侮辱を蒙り、鬼刑事の名にかけて、最早やじっとしていることは出来なかった。
江戸川乱歩 魔術師 青空文庫