古文
こもん
名詞頻度ランク #32336 · 青空 156 例
標準
kanji
文例 · 用例
これが一歩進むとその歴史に関したあらゆる記録、古文書、古器物に対して丁度骨董家が有つような愛好の念をもってこれを蒐集する人もある。
— 寺田寅彦 『科学上の骨董趣味と温故知新』 青空文庫
こういう人物が残した古文書的の遺産は、無駄なバラストとして記憶の重荷になるばかりである。
— 寺田寅彦 『アインシュタインの教育観』 青空文庫
さうしてドレスデンの國有文庫に殘つてゐた自家に關する古文書の中に旗手クリストフ・リルケの小さな記録を發見すると、彼はいまだ騎士道の衰へなかつた頃のその若い祖先と一體にならんとした。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『旗手クリストフ・リルケ抄』 青空文庫
骨董が重んぜられ、骨董蒐集が行われるお蔭で、世界の文明史が血肉を具し脈絡が知れるに至るのであり、今までの光輝がわが曹の頭上にかがやき、香気が我らの胸に逼って、そして今人をして古文明を味わわしめ、それからまた古人とは異なった文明を開拓させるに至るのである。
— 幸田露伴 『骨董』 青空文庫
つまり日本の古文學中で、枕草子とか方丈記とか、または徒然草とかいつた類のものが、丁度西洋詩學の散文詩に當るわけなのである。
— 萩原朔太郎 『宿命』 青空文庫
厩戸ノ皇子ノコトヲモツト知リタイ と口癖のやうにおつしやつて、聖徳太子の御治蹟に就いて記されてある古文籍を、広元入道さまや、問註所の善信入道さまにもお手伝ひさせて、数知れずどつさりお集めになり、異常の御緊張を以てお調べなされて居られたのも、その頃のことでございました。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
考証家、穿鑿家、古文書いじり、紙魚の化物と続西遊記に罵られているような然様いう者の真似もしたくない。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
骨董が重んぜられ、骨董蒐集が行はれるお蔭で、世界の文明史が血肉を具し脈絡が知れるに至るのであり、今までの光輝が吾曹の頭上にかゞやき、香気が我等の胸に逼つて、そして今人をして古文明を味はゝしめ、それから又古人とは異なつた文明を開拓させるに至るのである。
— 幸田露伴 『骨董』 青空文庫
作例 · 標準
博物館の展示室で、何千年も前に刻まれたという謎めいた古文を興味深く眺めた。
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「この碑文に書かれている古文は、現代の漢字の原型となっている非常に貴重な資料だ」
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専門家たちが数年かけて、青銅器に記された古文の解読に成功したというニュースが流れた。
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ウィキペディア
古文(こぶん)は、漢字の書体の一種。広い意味での篆書系統の文字である。
出典: 古文 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0