皇弟
こうてい
名詞
標準
younger brother of an Emperor
文例 · 用例
この人がまだ普魯西王フレデリキ・ウイルレム四世の皇弟であつた一八四九年のある秋の日、御微行でライン河の河つ縁をぶらぶらしてゐた事があつた。
— 大正六(一九一七)年 『茶話』 青空文庫
あれが皇弟か、その皇弟が笊を提げて買物に行くような訳けで、マア村の漁師の親方ぐらいの者であった。
— 福翁自伝 『福翁自伝』 青空文庫
伊太利の帝室費は三百二十五萬圓にして、皇弟の賄料六萬圓、皇甥同四萬圓、其他國皇の巡狩費又は皇居建築營繕費等の如きは、別に國庫より出すと云ふ。
— 福沢諭吉 『帝室論』 青空文庫
○あかねさす紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る 〔巻一・二〇〕 額田王 天智天皇が近江の蒲生野に遊猟(薬猟)したもうた時(天皇七年五月五日)、皇太子(大皇弟、大海人皇子)諸王・内臣・群臣が皆従った。
— 斎藤茂吉 『万葉秀歌』 青空文庫
用明天皇二年、帝病あり、皇弟皇子等豊国法師を引いて内裏に入れたとあるのが、僧侶としての法師の語の初見である。
— 喜田貞吉 『俗法師考』 青空文庫
祖母も後ではたいへんに後悔して、「あれ(ニコラス)は弱虫のくせに感受性が足りません」などと、母にひきまわされる父まで憎むようになり、父や母にたいする面当てに叔父のミシェル大公(皇弟)を可愛がりだし、お蔭で叔父の大公妃は祖母からたいへんな頂きものをしたりして驚いていました。
— 久生十蘭 『淪落の皇女の覚書』 青空文庫
天智天皇の歿後、皇太子と皇弟が戦って、皇弟が勝った。
— 道鏡童子 『安吾史譚』 青空文庫
ここに皇弟ミヅハワケの命が天皇の御許においでになりました。
— 現代語譯 古事記 『古事記』 青空文庫
作例 · 標準
皇弟は兄である皇帝を支え、外交の面で大きな功績を残した。
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幼い皇弟の教育のために、国中から優秀な家庭教師が集められた。
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皇弟の結婚式が、都を挙げて盛大に執り行われた。
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