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気の向くままに

きのむくままに
副詞
1
標準
at one's fancy (whim)
文例 · 用例
とにかく、乙姫はご自分の家へやつて来た珍客を階段まで出迎へて、さうして安心して、あとはあなたのお気の向くままに勝手に幾日でもここで遊んでいらつしやるやうにと、素知らぬ振りしてああしてご自分のお部屋に引上げて行くといふわけのものぢやないんですかね。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
――ただ気の向くままに―― おおそうだ。
里村欣三 苦力頭の表情 青空文庫
気の向くままに放浪さえしていれば、俺には希望があった、光明があった。
里村欣三 苦力頭の表情 青空文庫
秀の言ふに、もはやとても電車にすら乗られうるからだにあらず、たとひ勧めらるるとも西賀茂などへ行かるべきかは、未練がましき挨拶をせず、かかる類の人の勧めは綺麗に辞退し、こころ静かに、気の向くままに、家の内にて起居しをるべしと。
河上肇 枕上浮雲 青空文庫
寝つくというほどではないが、常に寝床を敷かして、気の向くままに起きたり寝たり、ぶらぶらしている。
豊島与志雄 聖女人像 青空文庫
それともビルマのアイノコならライオンか山猫なみに育てるにもお金がかからず、気の向くままに放りだすこともできるからとでも考えているのでしょうか。
坂口安吾 心霊殺人事件 青空文庫
私は伊東温泉に住んでたとき、ゆかりの土地であるから「曾我物語」を気の向くままに足でしらべてみたりしたが、当時の地名は概ね今も残っていて、人名地名のわずらわしい本であるが、その土地で読むとたのしんで読める。
坂口安吾 明日は天気になれ 青空文庫
もし気の向くままにほっておいたら、口笛でも吹きながら、しごく満足して一生をすごしたことだろう。
ディードリッヒ・ニッカボッカーの遺稿 リップ・ヴァン・ウィンクル 青空文庫
作例 · 標準
彼女は気の向くままに世界中を旅し、様々な文化に触れてきた。
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週末は特に予定を決めず、気の向くままに過ごすのが好きだ。
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画家は気の向くままにキャンバスに向かい、自由な発想で作品を生み出す。
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「今日の夕食?うーん、気の向くままに何か作ろうか。」
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気の向くままに(きのむくままに) — 幻辞.com