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大手筋

おおてすじ
名詞
1
標準
large-scale operators
文例 · 用例
さて、この辻から、以前織次の家のあった、某……町の方へ、大手筋を真直に折れて、一|丁ばかり行った処に、小北の家がある。
泉鏡花 国貞えがく 青空文庫
「……米国某新聞系大手筋のキューバ糖大買占め……紐育の砂糖が一躍暴騰して、砂糖節約デーの実施運動起る……」 という国際電報が掲載されたのは、その翌日の夕刊のことであった。
夢野久作 鉄鎚 青空文庫
大手筋を下切つた濠端に――まだ明果てない、海のやうな、山中の原を背後にして――朝虹に鱗したやうに一方の谷から湧上る向ふ岸なる石垣越に、其の天守に向つて喚く…… 喚くが、しかし、一騎朝蒐で、敵を詈る勇ましい様子はなく、横歩行に、ふら/\して、前へ出たり、退つたり、且つ蹌踉めき、且つ独言するのである。
泉鏡太郎 神鑿 青空文庫
しばらくして、此の大手筋を、去年一昨年のまゝらしい、枯蘆の中を縫つた時は、俗に水底を踏んで通ると言ふ、どつしりしたものに見えた。
泉鏡太郎 神鑿 青空文庫
名に負う江戸の大手筋東海道の賑やかさは今も昔も変わりがない。
国枝史郎 大鵬のゆくえ 青空文庫
炭労は十三、四日にわたる四十八時間ストについで、十七日から大手筋十六社二十四万人が一せいに無期限ストに突入した。
――北海道初行脚―― 望郷 青空文庫
……ところが、何しろあまり意外な大物なので、さすがの大手筋連中もアッと驚いて眼を白黒にする始末なんです。
久生十蘭 魔都 青空文庫
すると大手筋を過ぎたところで、「蒲生どのの若君、どこへおいでなさる」 と呼びかける者があった。
山本周五郎 蒲生鶴千代 青空文庫
作例 · 標準
例句