鳥肉
とりにく
名詞
標準
文例 · 用例
)津島ぶ、隱元、きす、鳥肉。
— 泉鏡太郎 『火の用心の事』 青空文庫
『オウクショット夫人、ブリクストン通り117、卵・鳥肉仕入れ先。
— THE ADVENTURE OF THE BLUE CARBUNCLE 『蒼炎石』 青空文庫
鳥肉でも食うか」と復た彼は弟を顧みて言った。
— 島崎藤村 『家(下巻)』 青空文庫
Kは化粧品を並べた店や、小料理屋や、魚屋や、牛鳥肉の看板を出してゐる家などの両側に並んでゐる小さな町を緩やかな足取りで歩いて行つた。
— 田山録弥 『海をわたる』 青空文庫
御主人が今朝の散歩にそれを持って梟山へお出掛けになっている以上、まだお読みになってはいなかったんでしょう……」 大月はそう言って、再び考え込みながら、アントレーの鳥肉を牛の様に噛み続けた。
— 大阪圭吉 『花束の虫』 青空文庫
美味しい鳥肉を買ってもって上りましょうとお約束してあります。
— 一九四一年(昭和十六年) 『獄中への手紙』 青空文庫
夏になると牛肉や鳥肉を廃して魚の骨を捨てずに万年スープを作るが魚のスープには魚肉を少しでも入れてはいかん。
— 春の巻 『食道楽』 青空文庫
僕は牛肉や鳥肉でばかりスープを作らせるが高いものに付くよ」中川「それでは贅沢過ぎて味も悪い。
— 春の巻 『食道楽』 青空文庫