所持者
しょじしゃ
名詞
標準
owner
文例 · 用例
そしてこの事実は、書類の所持者にその高貴な方に対して権力を揮わせ、その方の名誉と平和とが危うくされているのです」「しかしその権力なるものは」と私は語をはさんだ。
— THE PURLOINED LETTER 『盗まれた手紙』 青空文庫
聖徳太子の時代の日本人もそんな――現状をそのまま溯らせたような人間――心の所持者だったのだろうか。
— 一九二一年(大正十年) 『日記』 青空文庫
(印は所持者に見て貰ふべし。
— 芥川龍之介 『遺書』 青空文庫
願いは、どうか自分がもっと偉い心の所持者になれ、そう云うさもしい便宜に捕われず生きて行かれますように、と云うことばかりである。
— 一九二三年(大正十二年) 『日記』 青空文庫
トチオという友人をきいてみると、すでに由也は外出したあとだが、ラクもオソノも栃尾という友人の名を知っていた、幸い住所も分ったから、白山下の彼の家を訪問すると、彼は在宅しておって、自分がその本の所持者であることを肯定したが、「それは昨日時田に貸した本さ。
— その十一 稲妻は見たり 『明治開化 安吾捕物』 青空文庫
市場は終結し、二商品の所持者は相去るのである。
— ELEMENTS D'ECONOMIE POLITIQUE PURE OU THEORIE DE LA RICHESSE SOCIALE 『純粋経済学要論』 青空文庫
この研究のために、ここに小麦の所持者があるとする。
— ELEMENTS D'ECONOMIE POLITIQUE PURE OU THEORIE DE LA RICHESSE SOCIALE 『純粋経済学要論』 青空文庫
その時には政府は、もし五分利公債の所持者が四%または五%以下のある低い利率を得ることに同意しないならば、彼に額面価格で償還するであろう。
— PRINCIPLES OF POLITICAL ECONOMY AND TAXATION 『経済学及び課税の諸原理』 青空文庫