し尿
しにょう
名詞
標準
excreta
文例 · 用例
×重荷おもくて唄うたふ 山頭火 味取観音堂に於て松はみな枝垂れて南無観世音 耕畝久しぶりに掃く垣根の花が咲いてゐる 同ねむりふかい村を見おろし尿する 同(「三八九」第壱集 昭和六年二月二日発行)
— 種田山頭火 『寝床〔扉の言葉〕』 青空文庫
・雨のおみくじも凶か 凩、書きつゞけてゐる・ひとりの火おこす 味取在住時代 三句久しぶりに掃く垣根の花が咲いてゐるけふも托鉢、こゝもかしこも花ざかりねむり深い村を見おろし尿する 追加一句松はみな枝たれて南無観世音(味取観音堂の耕畝として) 行乞途上旅法衣ふきまくる風にまかす
— 三八九日記 『行乞記』 青空文庫
「尿毒性であると、よほどこれは危険で……お上さん、私は気安めを言うのはかえって不深切と思うから、本当のことを言って上げるが、もし尿毒性に違いないとすると、まずむずかしいものと思わねばなりませんぞ!
— 小栗風葉 『深川女房』 青空文庫
『爆撃機』はおいおい後退して柵のそばまで押しつけられ、そこで、少し尿をし、間もなくその尿の上へどたりとひっくり返された。
— 乱視の奈翁 ――アルル牛角力の巻―― 『ノンシャラン道中記』 青空文庫
頭はれいろうとしているし尿の事には無関心なのである。
— 室生犀星 『われはうたえども やぶれかぶれ』 青空文庫
寝台の毛布は外れているし尿は尿器にみちているし、湯たんぽの湯は冷えていた。
— 室生犀星 『われはうたえども やぶれかぶれ』 青空文庫
私は眼の方は「異状なしで」時を待たねばならず、ということでわかりましたが、すこし尿が妙で、きょうお医者に相談いたします。
— 一九四三年(昭和十八年) 『獄中への手紙』 青空文庫
腎臓と尿管は尿の排泄に関与し尿は膀胱に入る。
— History of Medicine 『医学の歴史』 青空文庫
作例 · 標準
昔は、し尿を畑の肥料として利用していた。
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この地域では、し尿の適切な処理が課題となっている。
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古い家屋の裏には、し尿を溜めるための桶があった。
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