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木瘤

きこぶ
名詞
1
標準
文例 · 用例
彼は樫の木に出来る木瘤のやうな拳を握りしめながら、今にも青年に飛びかゝるやうな身構へをしてゐた。
菊池寛 真珠夫人 青空文庫
彼は樫の木に出来る木瘤のような掌を握りしめながら、今にも青年に飛びかゝるような身構えをしていた。
菊池寛 真珠夫人 青空文庫
薄暗さの中にかすかに見える、木瘤、小さな瘤の真ン中に、たしかにプスリと弾丸が突き刺さったのだ。
三上於菟吉 雪之丞変化 青空文庫
こは生きて動ける大いなる木瘤の、道行く人を遮らんと、さし伸ぶる章魚の足めく小枝なり。
FAUST. EINE TRAGODIE ファウスト 青空文庫