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浮腫む

むくむ
動詞-五段-マ行動詞-自動詞
1
標準
to swell
文例 · 用例
心氣朦朧、鈍頭痛、耳鳴り、そして後頭部半面の筋肉が硬直すると云ふのか浮腫むと云ふのか――顏の筋肉もさうだ――それが硬張るやうなむず痒いやうなヘンな不愉快な感じだ。
葛西善藏 湖畔手記 青空文庫
やがて茎の頂上にむくむくと一つの団塊が盛り上がったと思うとまたたくまにその頭がばらばらに破れて数十の花弁が花火のように放散した。
寺田寅彦 春六題 青空文庫
松本市で汽車を下りたが、青々とした山で、方々を囲まれていて、雲がむくむくと、その上におい冠ぶさっている、山の頂は濃厚な水蒸気の群れから、二、三尺も離れて、その間に冴えた空が、澄んだ水でも湛えたように、冷たい藍色をしている、そこから秋の風が、すいすいと吹き落して来そうである。
小島烏水 谷より峰へ峰より谷へ 青空文庫
鶏冠山砲台を、土台ぐるみ、むくむくっとでんぐりがえす処の、爆破力を持ったダイナマイトの威力だから、大きくもあろうか?
葉山嘉樹 坑夫の子 青空文庫
今日なら、もうほんとうに立派な雲の峰が、東でむくむく盛りあがり、みみずくの頭の形をした鳥ヶ森も、ぎらぎら青く光って見えた。
宮沢賢治 さいかち淵 青空文庫
で僕はむくむく起きあがると贅六らしくだらしなく身繕いして、そっと自分の服装を見たんだが、カバレット・トア・ズン・ドルの歴史がべたべたそのまま張られているのに気がついたのです。
吉行エイスケ 孟買挿話 青空文庫
むくむくした毛皮の外套を豪猪のようにまんまるくなるまで着こまなければならない。
黒島傳治 氷河 青空文庫
顔がむくむく膨れていて、おまけにあんな冠らなくてもいいような穴のあいたつばの下った土方しゃっぽをかぶってその上からまた頬かぶりをしているのだ。
宮沢賢治 或る農学生の日誌 青空文庫
作例 · 標準
腎臓病の症状で、全身がむくむことがある。
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