締まらない
しまらない
表現形容詞
標準
loose
文例 · 用例
「脚がよく締まらないのは、そりゃあ胴が太いからだろう?
— 佐左木俊郎 『恐怖城』 青空文庫
川向うの上木屋町あたりで若い妓たちが、この門の締まるのを見ると、有卦に入るといって、欄干にもたれてじっとそれを待っているが、見ているときには締まらないで、ちょっと眼を外っ方に逸らした時に、ちゃんと閉じられているということだ。
— 薄田泣菫 『艸木虫魚』 青空文庫
「木戸の締まらないうちに早く行こう。
— 半鐘の怪 『半七捕物帳』 青空文庫
「どうも、晝間は氣が締まらないで駄目だ。
— 毒藥を飮む女 『泡鳴五部作』 青空文庫
「なぜ政府は雌の河童が雄の河童を追いかけるのをもっと厳重に取り締まらないのです?
— どうか Kappa と発音してください。 『河童』 青空文庫
その締のない口元と目尻の下った目付とは、この女の心の片意地でない証拠と見え、また幅狭い帯の下から隆起した大きなお尻の円味と、下締がよく締まらないのかと思われるような下腹のふくらみ塩梅は、浴衣なぞ着た折は殊に誘惑的に見られるのであった。
— 永井荷風 『夏すがた』 青空文庫
子供が、その両親や、祖父母を訴うることを許さずと法律で定めながら、なぜ、子供をも大事にしない親達を厳重に取り締まらないのだ。
— 小川未明 『子供は虐待に黙従す』 青空文庫
ばね仕掛けであるはずの戸が自然にしまらないのを不思議に思ってふと気がつくと、彼女が静かにハンドルを握りながら、ほほえんで立っていた。
— 有島武郎 『フランセスの顔』 青空文庫
作例 · 標準
せっかくの感動的なスピーチだったのに、最後の一言がジョークで終わってしまい、どうも締まらない。
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「そんなだらしない格好じゃ、大切な商談の場で締まらないぞ」と上司に注意された。
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試合には勝ったものの、ミスが目立つ内容だったため、キャプテンの表情は締まらないままだった。
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