潤む
うるむ
動詞-五段-マ行動詞-自動詞
標準
to be wet (with tears)
文例 · 用例
三十九年九月 軟風ゆるびぬ、潤む罌粟の火はわかき瞳の濡色に。
— 北原白秋 『邪宗門』 青空文庫
硝子の閉つた青い街を、濡れに濡れた舗石のうへを、ピアノが鳴る……金色の顫音の潤むだ夜の空気に緑を帯びて消えてゆく。
— 北原白秋 『東京景物詩及其他』 青空文庫
ルウヴルの美術館でリユブラン夫人の描いた自画像の前に立つても其抱いて居る娘が、自分の六歳になる娘の七瀬に似て居るので思はず目が潤む。
— 與謝野寛、與謝野晶子 『巴里より』 青空文庫
彼は、久しく忘れていたものに、眼がしらが潤むのを、唇を喰縛ってこらえた。
— 蘭郁二郎 『夢鬼』 青空文庫
ルウヴルの美術館でリユブラン夫人の描いた自畫像の前に立つても其抱いて居る娘が、自分の六歳になる娘の七瀬に似て居るので思はず目が潤む。
— 與謝野晶子 『巴里にて』 青空文庫
」読み行くうちに二人の表情、驚異となり、歓喜となり、怪訝となり、また感激に潤む眼となった。
— 上方の巻 『鳴門秘帖』 青空文庫
霙で、電燈の灯もうるむかと思われるような暗鬱な冬の夕暮であった。
— 岡本かの子 『娘』 青空文庫
其の状涙にうるむが如し。
— 泉鏡太郎 『唐模樣』 青空文庫
作例 · 標準
例句
標準
to get dim
作例 · 標準
例句
標準
to become tear-choked
作例 · 標準
例句