逃げおおせる
にげおおせる
動詞-一段動詞-自動詞
標準
to escape
文例 · 用例
それで、誤ってジャーナリストの擒となった学者はそのつかまった日一日だけどうにかしてのがれさえすればそれでもう永久に逃げおおせることができるのは周知の事実である。
— 寺田寅彦 『ジャーナリズム雑感』 青空文庫
とても逃げおおせることは出来ないと覚悟して、呉はかの剣をもってみずから首を刎ねて死にました。
— 稽神録 『中国怪奇小説集』 青空文庫
抜き足をして駈け抜けたらば、或いは覚られずに逃げおおせることが出来るかも知れない。
— かむろ蛇 『半七捕物帳』 青空文庫
」 と、叫ぶ店の者どもの大声に、寝入りばなを目をさまして、パッと刎ね起きたときは、夫婦とも、尋常では、幾重の締りを潜って、逃げおおせることは出来ないのを知ったのだった。
— 三上於菟吉 『雪之丞変化』 青空文庫
それに、とても逃げおおせるものではない。
— 故ディードリッヒ・ニッカボッカーの遺稿より 『スリーピー・ホローの伝説』 青空文庫
逃げようと思っても向こうの船が素晴らしく船脚が速そうだから逃げおおせることが不可能だ。
— 国枝史郎 『沙漠の古都』 青空文庫
足弱のところ、勝手の知れない町なみだ、とても逃げおおせるわけはない。
— 林不忘 『つづれ烏羽玉』 青空文庫
あの図体に似ずすこぶる駿足だから、とても逃げおおせるものでない。
— 中村清太郎 『ある偃松の独白』 青空文庫
作例 · 標準
敵軍の厳しい包囲網を潜り抜け、将軍はなんとか城外へ逃げおおせた。
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巧妙な偽装工作のおかげで、スパイは追っ手から逃げおおせることができた。
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泥棒は人混みに紛れ込み、警官の目を盗んでまんまと逃げおおせた。
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