与太者
よたもの異読 よたもん
名詞
標準
hooligan
文例 · 用例
しかも、その嫌疑が造作もなく晴れるようではこの「与太者ユーモレスク、四幕、十一景」は到底引き延ばせるはずがないので、それで、この嫌疑をなるべく濃厚に念入りにするために色々と面倒な複雑なメカニズムが考案されなければならないのである。
— 寺田寅彦 『初冬の日記から』 青空文庫
世の中が真暗くなったような錯覚を起こさせるのがジャーナリズムの狙い所ではあろうが、考えてみるとどこの世界にでも与太者のユーモレスクのない世界はないであろう。
— 寺田寅彦 『初冬の日記から』 青空文庫
キルケのごとくすべての人間を動物に化することもあるが、また反対にとんでもない食わせものの与太者を大人物に変化させることもできるのは天下周知の事実であって事新しく述べ立てるまでもないことであろう。
— 寺田寅彦 『ジャーナリズム雑感』 青空文庫
毎日朝から、いろいろ大小の与太者が佐吉さんの家に集ります。
— 太宰治 『老ハイデルベルヒ』 青空文庫
知らない人は、私をその辺の不潔な与太者と見るだろう。
— 太宰治 『服装に就いて』 青空文庫
)まあ、与太者かルンペンだと思ってください。
— 岡本綺堂 『影』 青空文庫
)あんたは野暮な人間で、哀れな男で、与太者で、ルンペンで、まことにお羨ましゅうございます。
— 岡本綺堂 『影』 青空文庫
三ヶ月の京都での生活中、彼は屡々応援団の者に撲られ、与太者と喧嘩し、そして数人の女を彼の表現に従えば「もの」にした。
— 織田作之助 『雨』 青空文庫
作例 · 標準
夜の公園には与太者が集まっていることがあるので近づかない方がいい。
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昔はあの辺りに与太者が多くて、よく喧嘩をしていたらしい。
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彼は与太者に見えるが、実は優しい心の持ち主だ。
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