左肋
さろく
名詞
標準
文例 · 用例
しかし、左肋骨には創傷の跡が残っていて、明らかにそれは、算哲の遺骸に相違ないのだった。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
その上言語に絶する残虐が屍体に加えてあって、何のためか、左の腋の下から左肋へ掛けて注意深く×り×き、背中の肩胛骨の真下にも、左右に各一つずつ深くナイフを×き×した痕があった。
— 牧逸馬 『双面獣』 青空文庫
警視庁では同人を連れ去った自動車と運転手を極力厳探中である云々」 五十嵐庄吉が惨殺され、しかも左肋骨の下に不可解の潰瘍の存することについて、皆さんは心当りがないであろうか。
— 海野十三 『柿色の紙風船』 青空文庫