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朝起き

あさおき
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
early rising
文例 · 用例
朝起きてから、夜寝るまで。
太宰治 男女川と羽左衛門 青空文庫
朝起きるとから、――下宿には眠りに帰るばかりだつた。
中原中也 我が生活 青空文庫
ジヤマツケどころか、お爺さんは、いまは、この瘤を本當に、自分の可愛い孫のやうに思ひ、自分の孤獨を慰めてくれる唯一の相手として、朝起きて顏を洗ふ時にも、特別にていねいにこの瘤に清水をかけて洗ひ清めてゐるのである。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
いつも力無い咳をして、さうして顏色も惡く、朝起きて部屋の障子にはたきを掛け、帚で塵を掃き出すと、もう、ぐつたりして、あとは、一日一ぱい机の傍で寢たり起きたり何やら蠢動して、夕食をすますと、すぐ自分でさつさと蒲團を敷いて寢てしまふ。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
間の岳(赤石山脈)の支峰だと晃平のいう蝙蝠岳は、西の空に聳えて、朝起きの頭へ、ずしりと重石を圧えつける。
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
四 三三九頁を見ると、 フェレチ王国の人々は朝起きた時に一番先に眼に触れたものを、その一日中崇拝するという事が書いてある。
寺田寅彦 マルコポロから 青空文庫
朝起きて顔を洗う金盥の置き方から、夜寝る時の寝衣の袖の通し方まで、無意識な定型を繰返している吾人の眼は、如何に或る意味で憐れな融通のきかきぬものであるかという事を知るための、一つの面白い、しかも極めて簡単な実験は、頭を倒にして股間から見馴れた平凡な景色を覗いて見る事である。
寺田寅彦 津田青楓君の画と南画の芸術的価値 青空文庫
帰って、──いつも家へ着くのは晩だが、その翌朝、先ず第一に驚くことは、朝起きるのが早いことである。
黒島傳治 小豆島 青空文庫
作例 · 標準
朝起きの例文
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