金馬
きんば
名詞
標準
文例 · 用例
寿蔵碑に「日々入局、不知老之将至、殆為金馬門之想云」と記してある。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
謹言五日龍馬金馬先生御許
— 慶応三年九月五日 安岡金馬あて 『手紙』 青空文庫
居酒屋も一刷毛ぬつてバアになり久良伎 此は、現今の三遊亭金馬君が「居酒屋」のまくらに振り、俄然、人口に膾炙した。
— 正岡容 『大正東京錦絵』 青空文庫
やがて三遊亭金馬君がこの社からさっそうと売り出すのであるが、あとで書こう。
— 正岡容 『わが寄席青春録』 青空文庫
現にこの前後、私は年に幾度か上京して、先々代正蔵、金語楼、金馬、現下の正蔵の諸君に二人会を演らせてもらったことがある。
— 正岡容 『わが寄席青春録』 青空文庫
それにしても金語楼君には報知講堂で、金馬君、正蔵君とはそれぞれ神田の立花亭で、別に先々代正蔵君のは銀座の東朝座での独演会を一席助演した。
— 正岡容 『わが寄席青春録』 青空文庫
マ、それはいいとして、今日考えても冷汗三斗に堪えないのは二人会の場合、金語楼君なり金馬君なり正蔵君なりがその晩の上がり(収入)を折半して多分私には大阪からわざわざきたからとてやや余計分よこしてくれただろう、それを平気でノメノメもらってきてしまったということである。
— 正岡容 『わが寄席青春録』 青空文庫
続わが寄席青春録 第一話 正蔵君 金馬君 米若君 私が正式に東京に帰ってきたのは昭和四年の春だった。
— 正岡容 『わが寄席青春録』 青空文庫