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民力

みんりょく
名詞
1
標準
national manpower
文例 · 用例
こんな事は民力の発展などは眼中にない愚劣政治家共に話したとて分るまいが、真に国家の前途を憂うる人士は、大いに沈思熟考せねばならぬ問題であろうと思う。
押川春浪 本州横断 癇癪徒歩旅行 青空文庫
然らば日本の東洋に於ける地位が、益々安全鞏固を致せるは何人も疑を容れず斯の如く平和の保障せられ地位の安全なる時に於て財政を整理し民力を休養せずんば單だ何れの日に之を望まん。
石川啄木 雲間寸觀 青空文庫
『読史余論』の著者新井白石が、そのなかで信長成功の理由を色々挙げたうちに、応仁の乱後の人戦闘を好みて民力日々に疲れ、国財日々乏しかりしに備後守信秀|沃饒の地に拠つて富強の術を行ひ耕戦を事とし兵財共に豊なりしに、信長其業をつぎ、英雄の士を得て百戦の功をたつ。
菊池寛 桶狭間合戦 青空文庫
昭和十五年七月廿八日神武天皇の御創業 皇孫|彦火瓊瓊杵尊が、天照大神の神勅を奉じ、日向の高千穂の※触ノ峰に降臨されてから御三代の間は、九州の南方に在つて、国土を経営し、民力の涵養を図ると共に、周囲の者どもを帰服せしめ、之を化育することに依つて、いよ/\興隆の基礎を築かれたのである。
菊池寛 二千六百年史抄 青空文庫
」『論語(衛霊公一)』というように自ら言われ、経済の事なども「節度」を重んじ、民力を暴使しないことを大切とする位の、大綱的消極的な教に止まり、管子が「塩」を説いたり、「物価」を説いたり、「鉱山」を説いたような物事上の説などは、論語その他の何の書を見ても見当たらないのである。
幸田露伴 一貫章義(現代訳) 青空文庫
民力、民富の発展を抑制した罰がいかなるものか。
伊丹万作 戦争中止を望む 青空文庫
実際に先生の宰邑は、民力甚しく疲弊して人心荒放、頗る難治の郡とされてゐた。
中村憲吉 頼杏坪先生 青空文庫
当時、関八州は管領の所領であって、万事京都風で、小むずかしいことばかりであった、ちょうど今時はやりの繁文縟礼であったのだ、そこへ早雲が来て、この繁文縟礼の弊風を一掃してしまい、また苛税を免じて民力の休養をはかった、つまりこれで、うまく治めたのだ。
椰子林の巻 大菩薩峠 青空文庫
作例 · 標準
長引く不況により民力が衰退し、社会全体に閉塞感が漂っている。
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「今こそ官民が一体となって、この難局を乗り越えるための民力を結集させる時だ」
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国力を維持するためには、教育によって個々の民力を高めることが不可欠である。
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