気色の悪い
きしょくのわるい
表現形容詞
標準
weird
文例 · 用例
眼をウッスリと半分開いて、気持よさそうに口をアングリしていやがる」「気色の悪い。
— 夢野久作 『呑仙士』 青空文庫
筆論をしても負けさうになればいつでも向ふを向いて仕舞ふぬらくらした気色の悪い敵であつた。
— 岡本かの子 『上田秋成の晩年』 青空文庫
「どうぞ、よろしく……」 と気色の悪い微笑を浮べてゐた。
— 牧野信一 『老猾抄』 青空文庫
気色の悪い……」 これだけ聞きますと、私はソッと切戸から離れました。
— 夢野久作 『少女地獄』 青空文庫
奥様が御気色の悪い日には旦那様は密と御部屋へ行って、恐々御傍へ寄りながら、「綾さん、どっか悪いのかい。
— 島崎藤村 『旧主人』 青空文庫
その日は一日|気色の悪い日で、店から来た束髪の女ともあまり口を利かなかった。
— 徳田秋声 『足迹』 青空文庫
気色の悪い話ですが、よくそれで眼を覚まさせられますので……とうとうたまらなくなって、夜中に起き上って、御苦労様に義足をはめ込んで、そこいらと思う処へ湯タンポを入れたりしてやると、綺麗に治ってしまいましてね。
— 夢野久作 『一足お先に』 青空文庫
不相変雲のかぶさった、気色の悪い天気だった。
— ――一游亭に―― 『子供の病気』 青空文庫
作例 · 標準
あの廃墟の地下室からは、ときどき気色の悪い湿った生暖かい風が吹き抜けてくる。
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古い図鑑を開いたら、ページの間から気色の悪い色をした虫の死骸がポロッと出てきて悲鳴を上げた。
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深夜の公園の奥から、子供とも大人ともつかない気色の悪い笑い声が聞こえてきて足がすくんだ。
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彼はいつも、こちらの反応を値踏みするような気色の悪い目つきでじっと見つめてくる。
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