帯下
たいげ異読 こしけ
名詞多音語
標準
leukorrhoea
文例 · 用例
この舌状帯下の部分に限って凍雨と雨氷が降っている事が分るのである。
— 寺田寅彦 『凍雨と雨氷』 青空文庫
帯下に挟んでいた財布も抜けて鳥といっしょに空にあがった。
— 田中貢太郎 『雁』 青空文庫
知ってざますよ」「なに、知っている※ どこのものじゃ」「江戸町の角菱楼にいなました薄雪さんざますよ」「その者は、特に達磨がすきじゃったか」「大好きも大好きも、どうしてあんなひょうげたものが好きやら、髪飾り帯下じゅばんの模様まで、身につけるほどの品物はみんな達磨の模様でありんした」「さようか。
— 達磨を好く遊女 『右門捕物帖』 青空文庫
大井川を渡る賃金は、水|嵩によってちがっていて、乳下水、帯上通水、帯通水、帯下水、股通水、股下通水、膝上通水、膝通水と分れていた。
— 直木三十五 『南国太平記』 青空文庫
住吉明神の妻が白帯下にかかったのを嫌って、扉に乗せて流すと、紀州の加太に流れつき、そこに鎮座したという。
— 折口信夫 『人形の話』 青空文庫
併し時を経るに従つて、そのしどけなくとけかかつた帯下や、赤い蹴出しを洩れる膝などが私の心をかき紊すやうになつて来た。
— 阿部次郎 『帰来』 青空文庫
ご存じかも知れませんが、この山の賑やかしは元来北条の大親分の手で、節季々々その時々に廻状が出て諸方の貸元衆や旦那衆お出向きの上、寄合い盆割でやらかすんですが、今度も常州一帯下野辺からまで諸方の代貸元達や旦那衆がズラリと顔を揃えて今夜も市は栄えていたんで。
— 三好十郎 『斬られの仙太』 青空文庫
これはまた思いきりよく素裸、全身に刺青をしたやつに腹帯下帯だけで散らし髪、ドスは下緒で斜めに背中にくくりつけている。
— 三好十郎 『斬られの仙太』 青空文庫
作例 · 標準
女性特有の悩みとして、帯下についての相談が多い。
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医師は、帯下がある場合は原因を特定するための検査を勧めた。
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「最近、下着に白いものがつくの。これって帯下かしら?」彼女は不安そうに友人に尋ねた。
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