探し方
さがしかた
名詞
標準
文例 · 用例
ひよつとすると、移転の必要あるたび、次の家の探し方に門に蔦のある家を私たちは黙契のうちに条件に入れて探してゐたのかも知れない。
— 岡本かの子 『蔦の門』 青空文庫
「何故急にそんなことを訊くんだい」「だって僕は、これまで和歌宮を散々尋ねて歩いたんだが、遂に彼を見ることができなかった」「探し方が悪いんだろう」「いや、そうとは思えない。
— 海野十三 『大脳手術』 青空文庫
梶子も一緒に探し廻ったが、しかし梶子の探し方は、きわめて絶望的のものであった。
— 国枝史郎 『猫の蚤とり武士』 青空文庫
) と、そう信じておりながら、そういうことを知らないで、民弥が一生懸命さがしている、それを絶望させまいとして、厭々ながら探していると、そういったような探し方であった。
— 国枝史郎 『猫の蚤とり武士』 青空文庫
こんな探し方してたんぢや見つかりつこないぜ。
— 岸田國士 『荒天吉日』 青空文庫
しかしアプトン・シンクレアが言っているようにボストンのようにデカダンのところではそうであるが探し方を知らないとこの昆虫を入手するのはしばしば困難である。
— ――専門家でない読者に必要な12章を含む発疹チフス一生の伝記 『ネズミ、シラミ、歴史』 青空文庫
四ツ目屋の奥で、およそは観察していたはず、あてなき探し方ではありません。
— 吉川英治 『江戸三国志』 青空文庫
どこか小高い所へ上がって、この群衆の頭を一ツずつ検分しているとしようか」「なに、ほかに探し方もあるんです。
— 吉川英治 『江戸三国志』 青空文庫