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練絹

ねりぎぬ
名詞
1
標準
glossy silk cloth
文例 · 用例
)と澄して言う、婦人もいつの間にか衣服を脱いで全身を練絹のように露していたのじゃ。
泉鏡花 高野聖 青空文庫
麓を籠めて、練絹を織って流るる川に、渡した橋は、細く解いた鼓の二筋の緒に見えた。
――(前題――楊弓) ピストルの使い方 青空文庫
就中、河間王深の居邸、結構華麗、其の首たるものにして、然も高陽王と華を競ひ、文柏堂を造營す、莊なること帝居徽音殿と相齊し、清水の井に玉轆轤を置き、黄金の瓶を釣るに、練絹の五色の絲を※とす。
泉鏡太郎 唐模樣 青空文庫
」 手の裏かえす無情さは、足も手もぐたりとした、烈日に裂けかかる氷のような練絹の、紫玉のふくよかな胸を、酒焼の胸に引掴み、毛脛に挟んで、「立たねえかい。
泉鏡花 伯爵の釵 青空文庫
窓際=如輪木の胴に赤銅の箍を嵌めた酒筒から、大小二本の蔓の根が窓框を捲いて延び上り、緊密な濃緑色の葉立ちの陰に、練絹へルビーを包んだやうな小花を綴るびなんかつら。
岡本かの子 花は勁し 青空文庫
鎧を着るには、鎧下と云って、錦や練絹などで出来ているものを被る。
幸田露伴 蒲生氏郷 青空文庫
豐岡から來る間、夕雲の低迷して小浪に浮織の紋を敷いた、漫々たる練絹に、汽車の窓から手をのばせば、蘆の葉越に、觸ると搖れさうな思で通つた。
泉鏡花 城崎を憶ふ 青空文庫
)と澄まして言ふ、婦人も何時の間にか衣服を脱いで全身を練絹のやうに露はして居たのぢや。
泉鏡太郎 高野聖 青空文庫
作例 · 標準
昔の貴族は、豪華な練絹の衣装を身につけていた。
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練絹は、光沢があり肌触りが良いことから高級な衣料品に使われる。
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この掛け軸は、繊細な練絹に描かれている。
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