十才
じゅっさい異読 じっさい
名詞
標準
age 10
文例 · 用例
多分三十才前後といふ頃に、人は余り死なないものなのであらう。
— 中原中也 『逝ける辻野君』 青空文庫
『二十才にして既にひどい心痛は歌ふことを断念せざるを得ざらしめた。
— 中原中也 『デボルド―※ルモオル』 青空文庫
彼は鼻の穴に指を突っ込んで、鉄筋コンクリートのように、鼻毛をしゃちこばらせている、コンクリートを除りたかったのだが一分間に十才ずつ吐き出す、コンクリートミキサーに、間に合わせるためには、とても指を鼻の穴に持って行く間はなかった。
— 葉山嘉樹 『セメント樽の中の手紙』 青空文庫
見習弟子はもう二十才になっていて、夏の夜なぞ、白い乳房を豹一にふくませながらしどけなく転寝しているお君の肢態に、狂わしいほど空しく胸を燃していたが、もと/\彼は気も弱く、お君も勿論彼の視線の中に男を感じたりはしなかった。
— 織田作之助 『雨』 青空文庫
ところが彼が見とめ得たのは二十才にも満たない紅顔の美少年だった。
— The Portrate of Dorian Gray 『絵姿』 青空文庫
七才八才の我が十五才二十才の我に及ばないことは明らかである。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
三十才にもならないのに懐炉を借りたがるほど、生気の乏しくなっている人なども随分今日では多い。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
元来人は二十才前後までは日に日に発達する。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
作例 · 標準
「十才になったら、一人でキャンプに行ってもいい?」と息子が目を輝かせて聞いてきた。
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十才の誕生日に買ってもらった図鑑は、今でも私の宝物だ。
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昔は十才前後で元服するケースもあったというから、驚きだ。
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