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紀州犬

きしゅうけん異読 きしゅういぬ
名詞
1
標準
Kishu (Japanese dog breed)
文例 · 用例
「どうしたの、城太郎さん」「犬にやられたんだ」「ま、どこの犬」「お城の――」「アア、あの黒い紀州犬
水の巻 宮本武蔵 青空文庫
その側には、毛の黒い紀州犬の太郎が、これも、無念な形相をして、牙を剥き出し、四肢を横にして斃れているのだった。
水の巻 宮本武蔵 青空文庫
紀州犬としても優れた名犬にちがいなかろう。
あしかが帖 私本太平記 青空文庫
と共に、酒に酔った犬飼の手綱を抜け、いつのまにか側へ来て、自分の足もとを嗅いでいた紀州犬の鼻ヅラを見たので、いきなり足をあげて蹴飛ばした。
あしかが帖 私本太平記 青空文庫
――京の小酒屋において、あろうことか、御献上の紀州犬に、土足を食らわせしという一事は」「食いつく犬には、足を引くのが人情なれど、執権の君に奉る献上のおん犬と知ったれば、引くは畏れあり、足くびぐらいは、惜しからじと、おん犬の口中へ、われから、餌に奉ったまででおざる」 高氏はけろとして言った。
あしかが帖 私本太平記 青空文庫
彼が都で献上の紀州犬を足蹴にした件は、この高時には、まだ聞かせておらなんだぞ。
あしかが帖 私本太平記 青空文庫
猪を取れんような犬は、紀州犬じゃない」といったような会話。
吉川英治 随筆 新平家 青空文庫
まず、純紀州犬は和歌山県にも近来何匹もいなくなったという話。
吉川英治 随筆 新平家 青空文庫
作例 · 標準
おじいさんの家で飼っている紀州犬は、真っ白な毛並みが自慢で、とても賢いんだ。
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紀州犬はもともとイノシシ狩りで活躍していた犬種だから、飼い主には忠実だけど警戒心も強いよ。
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ドッグランで見かけた紀州犬の凛とした立ち姿に、思わず見惚れてしまった。
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