熨斗糸
のしいと
名詞
標準
coarse silk from the outside of a cocoon (a type of waste thread)
文例 · 用例
しかも、その遊びというのは、自分にとって、地獄の痛苦のヤケ酒と、いやなおそろしい鬼女とのつかみ合いの形に似たる浮気であって、私自身、何のたのしいところも無いのである。
— 太宰治 『父』 青空文庫
家庭をたのしいところとしたいという子供の希望について、親たちが互の暮しぶりをうちあけて研究しあうことは無意味でしょうか。
— 宮本百合子 『今年こそは』 青空文庫
一、学生生活中、一番楽しかった事 私たちの学生生活時代は、学校外の読書や文学の勉強が一番たのしいという不幸な「女学生」の生活でした。
— 宮本百合子 『小倉西高校新聞への回答』 青空文庫
「こんな淋しい果物畑の路を淋しいとも思はず、かへつて無限にたのしいとくらゐに思へるのは不思議なことだ。
— 福士幸次郎 『地方主義篇』 青空文庫
」 マーチ夫人はぬれた外套をぬぎ、あたたかいスリッパをはき、ソファに腰をおろして、エミイを膝にのせ、多忙な一日の一ばんたのしいときを、たのしむのでした、メグとジョウとベスは、さっそくとびまわって、食事の支度をし、すべてととのうと、みんなテーブルのまわりにつきました。
— LITTLE WOMEN 『若草物語』 青空文庫
そして、お客はローレンス老人、ローリイ、それからブルック氏で、健康を祝して乾杯し、語りあい、歌を合唱しあって、ごちそうを食べ、心ゆくばかりたのしいときをすごしました。
— LITTLE WOMEN 『若草物語』 青空文庫
子供っぽい興がりから、すこし大人のよろこびというか、面白さの味がわかりかかって来ているようで、近頃は大いに心たのしいところがあるのです。
— 一九三九年(昭和十四年) 『獄中への手紙』 青空文庫
人の望みはいろ/\でござりまして、何がいちばんの果報とも申されませぬから、わたくしのようなきょうがいをあわれとおぼしめすかたもござりましょうなれども、じぶんの身にとり此の十ねんのあいだほどたのしいときはござりませなんだ。
— 谷崎潤一郎 『盲目物語』 青空文庫
作例 · 標準
伝統的な着物には、特定の装飾要素として熨斗糸(のしいと)が使われることがある。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
職人は、熨斗糸(のしいと)を生地に織り込む工程を説明した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
このアンティークタペストリーには、繊細な熨斗糸(のしいと)が使われている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite