禁猟区
きんりょうく
名詞
標準
文例 · 用例
同時に、そこは禁猟区だった。
— 黒島伝治 『名勝地帯』 青空文庫
岡山県の禁猟区の杭と兵庫県の国有林の杭が打ってあります。
— 加藤文太郎 『単独行』 青空文庫
桂月先生はこの鴨の獲れないのが大いに嬉しいと見えて、「えらい、このごろの鴨は字が読めるから、みんな禁猟区域へ入ってしまう」などと手を叩いて笑っていた。
— 芥川龍之介 『鴨猟』 青空文庫
そして、ようやく、この禁猟区の中のこの池を見いだしたというようなわけです。
— 小川未明 『がん』 青空文庫
「人間のみずから設けた禁猟区にいて、こちらの身の安全をはかるということは、なんと賢明なやり方ではないか。
— 小川未明 『がん』 青空文庫
」と、この禁猟区に、はじめてみんなを導いた、りこうながんがいいました。
— 小川未明 『がん』 青空文庫
そうしてここは禁猟区になっておるので、猿は年々|蕃殖するそうである。
— 高浜虚子 『別府温泉』 青空文庫
禁猟区と書いた五尺余りの杭が、忘れた頃に先々と立っている。
— 木暮理太郎 『秋の鬼怒沼』 青空文庫