愛弟子
まなでし
名詞
標準
favorite pupil
文例 · 用例
師自身も我慢仕切れず、内心愛惜の情に堪えない気持がありながらもとうとう表面上、この愛弟子を破門してしまった。
— 岡本かの子 『呼ばれし乙女』 青空文庫
一柳斎は、むろん大喜びで久方振りの愛弟子に稽古を付けてくれたが、稽古が済むと一柳斎が、「ホホオ。
— 夢野久作 『斬られたさに』 青空文庫
愛弟子の変死と聞いて少からず驚いた白亭が、多忙の中を無理にも頼んで連れて来たものであろう。
— 大阪圭吉 『闖入者』 青空文庫
またその愛弟子の一人、品川弥二郎に贈った手紙のうちにも、「死生の悟が開けぬようでは、何事もなしえない」 ということを、細々と教えていますが、わずか三十歳の若さで、国事に斃れた吉田松陰こそ、まことに生死を越えた人です。
— 高神覚昇 『般若心経講義』 青空文庫
そんなことから左右田先生とつながりができ、先生が亡くなられて後にも、先生の愛弟子であった本多謙三君と親しくしていたが、その本多君も前途を嘱目されつつ先年亡くなってしまったのは惜しいことである。
— 三木清 『読書遍歴』 青空文庫
ところがまた私は、やはり先生の愛弟子である杉村広蔵君の隣に住み、親しく交るようになったというのも、左右田先生につながる因縁であろうか。
— 三木清 『読書遍歴』 青空文庫
芳賀君は尤も頭脳も秀でてをつたが、彼は山陽の言うた、才子で無うて真に刻苦する人ぢやつた」と、創立以来勤続三十年といふ漢文の老教師は、癖になつてゐる鉄縁の老眼鏡を気忙しく耳に挟んだり外したりし乍ら、相好を崩した笑顔で愛弟子の成功を自慢した。
— 嘉村礒多 『途上』 青空文庫
顏囘と前後してその實子の鯉(伯魚)を喪ひ、また愛弟子の一人なる子路も衞の國難に死んだ。
— 桑原隲藏 『支那史上の偉人(孔子と孔明)』 青空文庫
作例 · 標準
彼は師匠にとって唯一の愛弟子であり、その技を全て伝授された。
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先生は愛弟子の活躍を心から喜んでいた。
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彼の愛弟子は、数々の大会で優勝を飾る実力者へと成長した。
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