恨みがましい
うらみがましい
形容詞
標準
reproachful
文例 · 用例
貴女は仮にも母様、恨みがましいことを申して済みませんでした。
— 泉鏡花 『活人形』 青空文庫
ときどきは鬱々として生命を封付けられる恨みがましい生ものの気配いが、この半分|古菰を冠った池の方に立ち燻るように感じたこともあるが、復一はそれを自分の神経衰弱から来る妄念のせいにしていた。
— 岡本かの子 『金魚撩乱』 青空文庫
」 彼女の声には真実少し卑しい恨みがましい調子があった。
— 岡本かの子 『巴里祭』 青空文庫
ところが、村での葬式を済ませた時、ふと気が付いてみると、やはり金造には恨みがましい言葉は一言もいわなかった様だった。
— 織田作之助 『放浪』 青空文庫
が、村での葬式を済ませた時、ふと気が付いてみると、やはり、金造には恨みがましい言葉は一言もいわなかった様だった。
— 織田作之助 『放浪』 青空文庫
が、大男の方も、小男の手伝いをせぬことを、当然として恨みがましい顔もしなかった。
— 菊池寛 『出世』 青空文庫
こちらはかの女のふるへ聲を感じただけ、反對に一層恨みがましい不平を以つて猛烈に見つめたので、女は目ではそれを見返しつつからだをかはした。
— 斷橋 『泡鳴五部作』 青空文庫
「恨みがましいことを言われるのも迷惑だ。
— 宿り木 『源氏物語』 青空文庫
作例 · 標準
例句