いえ
いえ
感動詞
標準
文例 · 用例
夜遊びといえばなにほどいってもやめない。
— 伊藤左千夫 『老獣医』 青空文庫
糟谷はいかれないともいえず、危険な意味ある妻を下女と子どもとにまかせてでるのはいかにも不安だし、糟谷はとほうに暮れてしまった。
— 伊藤左千夫 『老獣医』 青空文庫
ゆえに社会的自個の行動は、毫も戒飭するところなく検束する趣なく、極めて随意に、心の動くままに振舞いたり、親鸞のいわゆる自然法爾なるものと、すこぶる相似たるの跡ありといえども、しかも子規子の態度は、釈迦如来の知らざるところ、親鸞上人の知らざるところなり、嗚呼あに偉ならずや、予はなお終に臨で一言せん。
— 正岡先生論 『絶対的人格』 青空文庫
またお箸の手が違ったよといえば、すぐ右に直すけれど、少しするとまた左に持つ。
— 伊藤左千夫 『奈々子』 青空文庫
姉たちがすわるにせまいといえば、身を片寄せてゆずる、彼の母は彼を熟視して、奈々ちゃんは顔構えからしっかりしていますねいという。
— 伊藤左千夫 『奈々子』 青空文庫
坂部はいたかといえば、坂部は家にいてすぐくるといいましたと返事したのはだれだかわからなかった。
— 伊藤左千夫 『奈々子』 青空文庫
お民さんの様な温和しい人を、お母さんの様にあアいって叱っては、あんまり可哀相ですわ」 お増が共泣きをして言訣をいうたので、もとより民子は憎くない母だから、俄に顔色を直して、「なるほどお増がそういえば、私も少し勘違いをしていました。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
普通常識的にe音になったと考えられているようであるが、必ずしもそうとはいえない。
— 橋本進吉 『国語音韻の変遷』 青空文庫