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語律

ごりつ
名詞
1
標準
文例 · 用例
文学上の形式として固定のまま守られて来た短歌も、若し民謡として真に口語律の推移に任せて置いたとしたら、同系統の単詩形なる琉歌同様の形になってしまって居たであろう。
折口信夫 歌の円寂する時 青空文庫
どどいつの古い形とも見るべき江戸初期のなげぶしや室町時代の閑吟集の小唄類を見ても、口語律の変化が、歌謡の様式を推移させて行く模様が知れる。
折口信夫 歌の円寂する時 青空文庫
さて、純ならびに私の作について感じ得たことは、口語律が、真の生きた命のままに用いられる喜びである。
折口信夫 歌の円寂する時 青空文庫
此等の歌は、当時の口語律に近づいて居た物であらう。
万葉集以後の歌風の見わたし 短歌本質成立の時代 青空文庫
57577の形に、口語律を妥協させ、個性の新しい姿を折り枉げて居る。
後期王朝文学史 女房文学から隠者文学へ 青空文庫
後鳥羽院の時代よりも、遥かに、短歌律と口語律とは別れて来てゐる今日に、かうした試みは望みがない。
後期王朝文学史 女房文学から隠者文学へ 青空文庫