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兵糧米

ひょうろうまい
名詞
1
標準
army rice
文例 · 用例
信綱は持久の策を執る決心をして居たから、兵糧米を充分に取寄せて諸軍に分った。
菊池寛 島原の乱 青空文庫
平氏が使者を伊勢の神三郡に遣りて、兵糧米を、充課したるが如き、はた、平貞能の九州に下りて、徭を重うし、賦を繁うし、四方の怨嗟を招きしが如き、是、平氏の財力の既に窮したるを表すものにあらずや。
芥川龍之介 木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌) 青空文庫
平氏が兵糧米を山門領に課せるが如き、厳島を尊敬して前例を顧みず、妄に高倉上皇の御幸を請ひたるが如き、豈其の一たるなからむや。
芥川龍之介 木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌) 青空文庫
それをあんでも後で聞けば天狗党がやって来て佐分利の縄手で、兵糧米の俵かついだまま軍夫を三十人からブチ斬って米持って逃げたて。
三好十郎 斬られの仙太 青空文庫
その時の兵糧米の俵ば担がされていたのを、ブチ斬られて米は天狗に取られてしもうたそうな。
三好十郎 斬られの仙太 青空文庫
米が文化の問題から離れた時代に、兵糧米などをヨネといわず、片端からコメといい、米何十石という風に、神聖な言葉を俗用してから、ごっちゃになってしまった。
柳田国男 故郷七十年 青空文庫
その時も兵糧米の俵ば担がされていたのを、ブチ斬られて、米は天狗に取られてしもうたそうな。
三好十郎 天狗外伝 斬られの仙太 青空文庫
三木城の陥ちるのもはや両三日を出でませぬぞ」「まことか」「何でいつわりを」「どうして、そういえるか」「城中にはもう食うべき草も木の皮もありません、馬の屍も、鼠すらも食い尽しておりまする」「兵糧米の涸渇はすでに幾月も前からだが、しかもなお、城兵の意気はあのように旺んである。
吉川英治 黒田如水 青空文庫
作例 · 標準
倉庫には、戦に備えて大量の兵糧米が蓄えられている。
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年貢として徴収された米の一部は、兵糧米として厳重に管理された。
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運搬中の兵糧米が敵の襲撃に遭い、軍は食料不足の危機に陥った。
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